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短歌・俳句 入門





日本語の美しさを際立たせる定型詩、短歌と俳句。

その入り口に立って扉を叩こうとしている方々の ちょっとのお手伝いになれば幸いです。






< 短歌と俳句の違い >

短歌と俳句の違いを簡単にまとめてみました。


  字数 表現 制約 数え方
短歌 五七五七七の
三十一文字
(みそひともじ)
自由。
喜怒哀楽などを
直接的に表現してよい。
結社などによっては
多少制約があるが
基本的には自由。
一首、二首、三首・・・
俳句 五七五の
十七文字
即物的表現。
感情を直接表現せずに
物などに即して表現する。
1 季語を入れる
2 切れ字を使う
一句、二句、三句・・・

この他にもいろいろな定型があるので興味のある方はどうぞ。

「いろいろな定型」



俳句では

     1 季語  句の季節を示すために定められた語
            例   うぐいす=春  金魚=夏

              昔からの季語と現代の季節感は必ずしも一致していない。
              陰暦から陽暦に変わった事や生活の質やスピードの変化から
              季節感に「ずれ」が生じたためである。

     2 切れ字   一句として意味を完結させるために、修飾的に言い切る語
              例   「古池や」の「や」   「道つくるらん」の「らん」

     3 自由律   山頭火が有名。
              上の季語や切れ字にこだわらない作風。





百花繚蘭管理人  月下 蘭



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